本日は、出会い系サイトで援助交際をすすめるうえでやっかいな出会い系悪徳サイト対策をまとめました。
ぜひ、これらの対策を頭に入れて援交を始めましょう。
出会い系の悪徳会員
まずは出会い系の悪徳会員の話から。
問題になるのはサクラ・水商売・美人局などですね。
サクラ
これまで出会い系サイトの最大の問題はサクラでした。
しかし最近は、出会い系のサクラは激減しています。
サクラというのは、出会い系サイトの運営側が用意したメールオペレータのことです。女性会員のフリをしたメールオペレーターを社内に常駐させ、会員にメールをしてポイントを搾りとっていきます。
しかし、このような方法は、法規制によって取り締まりも厳しくなっているので、長く運営することはできません。警察の捜査が入れば、一発でアウトです。最近では、実際に逮捕されたニュースがたくさん報じられています。
当サイトで紹介しているような10年以上運営が続いている大手出会い系サイトでは、メールオペレーターのサクラ従業員というのはまず存在しません。
「大手出会い系サイトを利用しましょう!」ってことで話は終わりなんですけども、その他のサイトを利用したいっていう人もなかはいるかもしれませんので、いちおうサクラの見分け方を書いておきます。
初めて利用する出会い系サイトの場合は、以下のポイントを確認するだけで、かなりの確率で見破ることが可能なので、事前に必ずチェックしましょう。
とりあえず一般的なサクラの見分けかたはこちら。
- 会社概要、利用規約、個人情報保護、特商法の記載がない→運営(事業)者情報が少ないサイトは悪質サイトの可能性が高い
- 利用料金に関する記載がない(有料サイトの場合)→不当請求される可能性がある
- 利用規約に退会に関する説明がない→退会することができない悪質サイトの可能性が高い
- 男性登録あるいは女性登録の片方しかできない→男女ともに登録できないサイトは、サクラが多い(サクラしかいない)可能性が高い
- 運営者情報が頻繁に変わる→トラブルのたびにリニューアルする悪質サイトの可能性が高い
- サイト名やURL(ドメイン)が頻繁に変わる→トラブル多発で悪名が広まる前にリニューアルしている
- 振込み先の口座名が頻繁に変る→銀行口座が凍結され、新たに口座を開設した可能性が高い
- 同時登録が多いサイト→スパムメールが大量に送りつけられる可能性が高い。3サイト以上の同時登録がある場合はかなり怪しい
それから、サクラには地域ネタが鉄板です。
サクラは、1人のバイトが複数のキャラを使っています。事務所はだいたい東京にあるので、地域ネタに弱い。サクラがボロを出すまで地域ネタで攻めましょう。
例えば、東京に住んでいる人は東京の事は詳しいけれど、九州の事はそれほど詳しく分からないですよね? いくら色々な地域でサクラをしてもその土地ならではのネタは分からないのです。ネットで検索出来たとしても、やはりボロは出るでしょう。
地元ネタに付いてこれないようだとサクラの可能性が高いでしょう。
水商売の悪徳会員
水商売として働く女性が、お店の商売がらみで登録しているケースがあります。最初は一般人のような話をしておいて、仲が良くなってから「実はキャバクラ嬢」などと告白してきて、その後お店に案内するという流れです。
「お友達だから安く案内できるよ」などと案内され、まんまとそのお店に行ってしまう男性もいます。
しかし、お店に行ってもその女性が対応してくれるのは最初だけで、途中から「指名があったのでごめんなさい」などと席を替わり、最終的にお会計の時までその子が相手をしてくれないなどの流れがあります。
結局割引なども特になく、ぼったくられるんです。こちらが自分からお店に行ったわけですから被害届を出すわけにもいかず、泣き寝入りになってしまうことが多いです。
水商売系の女性と判明した時点で、すぐに関係を断ち切った方が身の為です。
ちなみに、余談ですが、わたしも以前にはぼったくられたことがありました。こちらがその体験談です……。
男とグルになった美人局
一番見分けにくいのが、男とグルになった美人局です。
実際に存在する一般人女性が登録していて、その女性とやり取りするので、そこで異変を感じることは少ないです。
しかし実際に女性と会ったら、実は男性がバックに潜んでいてお金を請求してくるという流れ。
これはつい最近でも逮捕者が出て、ニュースになっていました。「俺の女に手を出しただろ!」などと言いがかりをつけて暴行を働き、「会社や家族に言うぞ!」などと脅し、口止め料としてお金を請求するというものです。
出会い系サイトで誘い出し、「美人局」で恐喝未遂 容疑の少年ら逮捕
出会い系サイトで知り合った男性から金を脅し取ろうとしたとして、警視庁少年事件課は恐喝未遂容疑で、東京都小金井市の無職少年(19)と埼玉県新座市の無職少年(18)、千葉県浦安市堀江の無職、高村初音容疑者(22)の男女3人を逮捕した。同課によると、18歳の少年が容疑を一部否認し残る2人は認めている。
逮捕容疑は昨年10月15日、高村容疑者が出会い系サイトで知り合った男性会社員(28)をJR神田駅(千代田区)近くに誘い出し、少年2人が「人の女に手を出しやがって」などと因縁を付けたうえ、腕をつかんで引き倒すなど暴行し現金を奪おうとしたとしている。
同課によると、少年らはこのほか昨年8~11月に同様の恐喝などを3件繰り返しており、「美人局は簡単に恐喝できると聞いた」などと話しているという。
http://www.sankei.com/affairs/news/170130/afr1701300017-n1.html
これを見極めるには、「会うまでの流れが相手主導になっていないか」を確認することです。
例えば、会う場所、会う時間、会う曜日など。全て相手が指定してきている場合、相手にとって都合の良い場所と考えられます。
実際、小金井で発生した事件も相手が指定したお店の駐車場に男が隠れていたということが明らかになっています。
相手の詳しい地理や建物になっていることがあるので、もし何かかたくなに相手が場所を指定した場合は注意が必要です。
援助交際をするときには、かならずこちらがわ主導で話をすすめるようにしてください。
悪徳出会い系業者対策
さて、世の中には悪徳会員以外にもわたしたちを悩ませる存在がいます。
悪徳出会い系業者です。
当サイトでオススメしている大手出会い系サイトには、サクラはいませんし、ぜったいに悪徳業者ではありません。
しかし、どうしても他の出会い系サイトを利用して援助交際したいというかたもいるでしょう。あるいは、大手出会い系サイトにも、他の悪徳出会い業者がまぎれこんでいるので対策が必要です。
他の出会い系業者
現在、存在する悪徳会員としてもっとも多いのが他の出会い系業者が女性会員のフリをして登録するケース。
例えば、Bサイトの従業員が一般女性のふりをしてAサイトに登録するんです。
この従業員の目的は、男性をBサイトに誘導すること。Bサイトでは有料になっていることが多いので、注意が必要です。
出会い系サイトを使っていて、不自然な誘導を受けたことがありませんか?
「このサイトってやりとりしているとお金がかかっちゃうんですよね?それだったらこっちのサイト(URL)でやりとりしませんか?ここなら無料でやりとりできますよ!」
このように誘導しておいて、「最初の5通だけ無料でその後は結局有料だった」なんていうトラブルがあるわけです。しかも、そのサイトが架空請求業者だったりしたら最悪です。
大手の出会い系サイトは、会員数が多いから、そこを狙って悪徳業者がどんどん紛れこんでいるんです。もし見つけたら運営事務局に報告すれば、すぐにその利用者を退会処分にしてくれます。
退会できない出会い系サイトに注意
退会できない出会い系サイトには注意が必要です。
もちろん、退会できないことをサポートセンターに問い合わせても、簡単に退会を受け付けてくれるはずがありません。
退会手続きの画面がない
そもそも退会処理を行うための画面が用意されていないというパターン。
退会ボタンがない
利用規約には「退会ボタンを押すだけで、いつでも自由に退会することができます」と記載されているにも関わらず、実際に退会画面にアクセスしてみると、退会を処理する「退会ボタン」が存在しないというパターン。
メールフォームが動作しない
退会フォームが設置されているけれど、意図的に動作しないように仕組まれているパターン。
退会通知が届かない
専用画面から問題なく退会処理を行ったにも関わらず、「退会処理が完了していない」「そのような通知を受けていない」と言い張るパターン。
こういう問題が起きないように出会い系サイトを利用するときは必ず Yahoo などのフリーメールを利用しましょう。
架空請求に注意
架空請求とは、身に覚えのない請求……つまり、「アクセスどころかそのサイトの存在も知らないし、一度も利用したことがないのに請求される」というもの。ハガキや封書、メールなどで、ある日突然請求書が届きます。
下記に例を載せています。すべて読む必要はないので読み飛ばしてください。
弊社は信用調査会社・コンテンツ業者からの依頼に基づいて各種の料金等支払遅延者リスト(ブラックリスト)を一括管理している********と申します。
この度は貴殿が使用されたプロバイダー及び電話回線から接続された有料サイト利用料金について運営業者より利用料金支払遅延に関して料金等支払遅延者リスト(ブラックリスト)掲載要請を受けました。
これまで貴殿のネットワーク利用料に付きましては、コンテンツ事業者様及び債権回収業者が再三のご連絡を試みてまいりましたが、未だ入金の確認がとれず、また貴殿より誠意ある回答も遺憾ながら本日に至るまで頂いておりません。以上のような理由から個人信用情報調査会社を経由して弊社に貴殿の個人情報を料金等支払遅延者リスト(ブラックリスト)に掲載する要請が届きました。
貴殿の個人情報に関しましては既に調査対象メールアドレスから、プロバイダ・ISP業者・個人信用情報調査機関からの情報開示を受け、既に貴殿の住所・氏名・勤務先等の情報は判明しております。
個人信用情報機関のブラックリストに掲載されますと、各種融資・クレジット契約・携帯電話の購入および機種交換他・就職先制限等の様々な貴殿信用情報に今後大きな支障が発生する可能性があります。合計支払金額:65,000円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■未納料金和解金:50,000円
■情報抹消事務手数料:15,000円
=============================
■■合計金額:65,000円
---------------------■送付方法:電信為替
受付は郵便局の電信為替居宅払のみです。
この件に関しましては、それ以外の方法での受付はしておりません。
必ず郵便局の窓口で電信為替居宅払を指定して下さい。■送付先:
********
〒600-****
京都市下京区********■支払期限:
上記宛に平成15年10月30日(木)必着で送付して下さい。入金確認後、料金支払遅延者リストから貴殿に関する全データー(日本情報管理㈱が所有する債権譲渡証明書・内容証明書・貴殿個人信用情報等の書類およびデータの全て)は責任を持って弊社が全て抹消いたます。
ご入金して頂けず、このまま放置されますと最終的に貴殿の個人情報を元に各地域の事務所から数名の集金担当員が御自宅まで訪問をさせて頂きます。
またその際に掛かります集金費用・交通費等の雑費・別途回収手数料も合わせて集金させて頂きます。
また状況によっては京都地方裁判所を第一審専属的合意所轄裁判所として、強制執行による給料差押え等を含めあらゆる手段で対応させて頂く事となります。尚、これは最終的な勧告であり、また、弊社人員の対応による時間的損失等の理由からメール・電話・FAXでのお問い合わせは一切受け付けておりません。
また、メールアドレス相違、郵便事故、その他いかなる事由により今まで連絡が取れなくなっていたにせよ、それは弊社に起因するものではなく貴殿の責任によるものです。
円満な解決を望むならば支払期限までに大至急入金をお願いします。
指定の期日までに入金が確認できない場合は事務処理を行う事ができませんので支払期日は必ず厳守願います。※注意事項(1)
送信先アドレスで全ての情報管理を行っております。
送金の際は氏名および送信先アドレスでの記載をお願い致します。※注意事項(2)
本メールは送信専用アドレスより配信されています。
このメールに返信されてもメールは届きません。--- 追記 ---
(このお知らせは昨日までの時点でご入金の確認が取れない方にお送りしております。もし行き違いに入金済みの場合はご容赦下さい。)
架空請求が来た場合に、「支払わなければ家まで取りに行くぞ!」なんて脅されると、数万円のことでビクビクするより払っちゃったほうがいいかな…と思いがちですが、コレは間違い。迂闊に支払うと、悪質業者の「カモリスト」に掲載されて、次から次へと架空請求が舞い込みます。請求が届いても慌てずに! 債権回収会社はアダルトや出会いサイト料金の回収はしないんです。
しつこくメールが来ようが葉書や封書が届こうが、徹底的に無視して下さい。無視するにしても、届いた葉書や封書、メールは捨てずに当分の間保管をしておくようにしましょう。
電話での不正請求
知らない電話番号からいきなり電話がかかってきて、「あなた、以前、18歳未満の少女と援助交際をしましたね?」なんて聞かれたことがあります。
これは、悪徳業者が、出会い系の利用者の電話番号を、何らかの方法で知り、片っ端から不正請求をしようとしているんですね。
わたしはこれまでにさんざん18歳未満と援助交際をしてきましたが、そのことは誰も知りません。だから、「していませんし、あなた誰なんですか?」と答えたら、その後、二度と電話がかかってこなくなりました。
しかし、中には「示談金を用意してください」なんていわれて、素直に払ってしまう人がいるそうです。
もちろん18歳未満の少女とセックスをしないのが一番安全ですが、もししてしまったとしても、関係のない第三者の振り込め詐欺にはひっかからないようにしてください。
また、業者のなかには、出会い系サイトを利用して、こういう犯罪に使うために、電話番号をかき集めているものもたくさんいます。電話番号は、相手が確実に素人の女だということが確定してから教えるようにしてください。まあ最近はLINE通話が一般的になってきたので、電話番号を教える必要もありませんよね。
もちろん、メールで似たような請求が届くケースもあります。身に覚えがなければ無視すれば良いですし、あっても、かならず相手の身分を把握してから行動するようにしてください。
お試し期間からの自動課金
出会い系サイトの無料サービスは「お試しポイント」の他に「お試し期間」があるサイトもあります。お試し期間とは、ある一定期間無料でサイトを利用できるサービスです。健全なサイトであれば、 1 日もしくは数日の間メールの送受信などが使い放題で、期間が過ぎると本登録の意思を確認してきます。その段階で自分で手続きをすれば本登録となります。
しかし、一部の悪質サイトでは無料期間が終了したことを知らせずに、自動的に有料に切り替えてしまうサイトがあるんです。無料期間を、本人の確認無しで有料期間に切り替えてしまい、使った分の使用料を請求するといった手口。
こういったサイトの場合、実際に有料への切り替えに関する項目が規約に書かれている事が多いため、請求に応じてしまうパターンも非常に多いかもしれません。でも、本登録の手続きは本人がしなければ無効にする事ができるんです。つまり、この場合も支払い義務はまったくありません。
ワンクリック詐欺
ワンクリック詐欺はいまだに多い。とくにアダルト動画サイトで多いんですが、出会い系サイトでも使われています。
ワンクリック詐欺とは、入会していないのに認証ボタンなどのリンクなどをクリックしただけで 勝手に入会させられ利用料金を請求する事を言います。
これは無視していればまったく問題ありません。
住所や電話番号も把握しているなんて表示されることもありますが、そんなことはありません。
プロバイダーはそう簡単に住所や電話番号を教えたりはしません。
LINE乗っ取り詐欺のような援助交際詐欺
ここ数ヶ月、LINE乗っ取り詐欺が流行っていますね。
すでに全国で被害総額は1億円以上になっているそうです。
ご存知ないかたのために説明しますと、LINE乗っ取り詐欺とは以下のようなものです。
詐欺犯人が他人のLINEのアカウントを乗っ取って、友人のふりをして「お願いがあります」っていうメッセージを送ります。「手伝ってもらっていい?」「なにしてますか?」「いそがしいですか?」なんていうメッセージが一般的ですね。
詐欺を働いている人の多くが中国人なようで、会話をしてみると、日本語がところどころおかしいのがわかるのですが、それでも引っかかってしまった人が多いようです。
コンビニで電子マネーを買わせて、そのコードを送れというわけです。そのコードは現金化できるので、まったく安全に現金を奪い取ることができるのです。
実は最近、これとまったく同じ手口の詐欺が、出会い系援助交際市場で起きているのです。
「援助してください。先払いでお願いします」といっておいて、電子マネーのコードを先に送ってくださいといってバックレるという手口です。
iTunesカードや WebMoney を使う詐欺犯が多いようです。
まあ、こんなのにひっかかる大人はめったにいないでしょうから、ダメ元でやっているのでしょう。まったく腹の立つことです。
しかし、もしも詐欺にひっかかったとしても、援助交際を実際にしたわけではないので、警察に届け出れば被害届を受理してくれるでしょう。そうなれば、スマホにはログが残っているわけですから、逮捕までいけるかもしれません。
そういう意味ではずいぶんと大きなリスクを犯すことになっているのですが。
まあ、いずれにせよ、みなさまにおかれましては、決してこのような「先払いの罠」にはひっかからないようにしてください。
警視庁より5点の鉄則
警視庁から詐欺に遭わないように5点の鉄則が案内されていたので紹介します。
- 利用規約がないような場合は無視をする。
- 利用規約がある場合は、よく読んで確認する。
- 電子消費者契約法では、事業者は、消費者に対して申し込み内容を再度確認させるための画面を用意する必要があるので、このような確認措置が無いような場合、その申し込みは無効を主張することができる。
- 上記2,3に「同意」した上サービスを利用した場合は、支払い義務が発生するおそれがある。なお、上にある携帯電話のイメージ画面のように「いいえ」や「NO」ボタンをクリックしても、「登録完了」画面になる場合もあるが、そのような画面では、確認措置があることにならないので、「3」に準じて対処する。
- 悪質なものに対しては、氏名、住所、電話番号などの個人情報は絶対に伝えない。